PrintExhibition2019 展覧会のお知らせです。
グループ展に参加いたします。
堺市の鳳にある素敵なギャラリーです。
2階にカフェスペースもあります。
PrintExhibition2019
GALLERY&CAFE/BAR Relicさん企画の8人のグループ展です。
ギャラリーさんからのコメントを紹介いたします。
近年、版画作品は従来の版種、表現領域を拡張し、版種そのものの概念
も変化しつつあります。8名の作家の様々な版表現をお楽しみください。
壹岐よな くがいゆたか 白木原麻紀 坪山由起
中川知美 中村啓子 長谷川睦 龍神悦子
展覧会のタイトルは「Print Exhibition2019」
会期:2019年9月18日(水)~9月29日(日)月・火 休廊
時間:15時~22時 最終日9月29日のみ17時まで
場所:GALLERY&CAFE/BAR Relic
会場住所:〒593-8325堺市西区鳳南町3-185
tel:072-273-3976
基本の版画とは?
今回の展覧会では従来の版画の表現を広げるという内容なので、
私の作品は基本の版種にあてはまらない作品を出展します。
ですが、そもそも版画って?どういうこと?
という基本をおさらいしたいと思います。
上記はおそらく中学ぐらいで習ったかと思います。
基本はこのように4種類の版があります。
(1)凸版(とっぱん)
この版は一番わかりやすい版種といえます。
彫刻刀で彫って版をつくります。
彫ったところにはインクが入らないのです。
消しゴム版画や判子(印鑑)なども
凸版なので身近に感じていただけると思います。
(2)凹版(おうはん)
こちらも中学生の時に
樹脂版をニ―ドル引っ掻いて傷がついたところに
インクを詰めてプレス機を使いインクを押し出し紙に
インクをつけます。
版の素材は樹脂版より銅版のほうが色々な表現が出来ます。
(3)平版
リトグラフ この版種は一番わかり難いと思います。
水と油のはじく関係を使って平たい版をつくります。
こちらは私も美大で版画の実習で初めて体験しましたが、理屈でわかっても
不思議な版種だと思うです。
(4)孔版
シルクスクリーン 孔版は布にインクが浸透しないように仕切りをつくります。
仕切りがないところはインクが出て紙につくという仕組みです。
ステンシルも孔版といえます。
まとめ
今後、どのような展覧会に行くにしても
最低限の知識があれば充分たのしめます。
実のところ、ギャラリー企画なので8名の作家さんのほとんどが
初対面の方です。みなさんがどのような版種でされているのかも知らないのです。
という意味では楽しみな展覧会になりそうです。
ぜひ、お立ち寄りください。
私の在廊スケジュールが決まりましたらこちらでもお知らせします。