2024年1月号の表紙画です。

2024年1月3日

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龍神悦子

　

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龍神悦子

大阪府堺市在住　大阪芸術大学芸術学部美術学科卒 画家・エッセイ画家・イラストレーター　蜜蝋画の制作と指導 　街や風景のふとした瞬間からイメージを得て抽象画を描く。 主な仕事2011年～現在　公益財団法人修養団　月刊「向上」表紙画＆コメント文の担当 　　2015年　秀学社「新しい国語のワーク」中学1～3年　表紙イラスト 　　2018年　熊本博物館　吹抜け空間壁画「青い空・熊本の記憶」原画制作

2024年が始まりました。

1月1日から地震と1月2日の羽田空港火災と

心を痛めることが起こっている新年のスタートですが、

被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。

まだまだ危険と隣り合わせで、日々を過ごされている方が

いらっしゃるとは思いますが、

平穏な日が訪れることを

願っております。

さて、1月号の表紙画です。

タイトル「龍神村」

表紙画・文／龍神悦子

和歌山県に温泉で有名な「龍神村」があり、

その村には「龍が舞い降りた」という伝説がある。

龍神村には、龍神という名字の人がたくさんいて、

私の祖先も龍神村に住んでいた。

大阪・堺市にある私の家からは、電車とバスで

３時間以上かかり、今は親戚もいないため

なかなか行く機会がなかった。

しかし１２年前の辰年の時に、村の老舗旅館が、

“名前に「龍」がつく人は宿泊料金半額”という

「龍神キャンペーン」をおこなった。

私は母と一泊し、

山に囲まれた静寂な場所で骨休めができた。

今年もキャンペーンがあったら、うれしいな。

原画